素人が米作りに挑戦

素人でも米作りはできるか? 答はイエス、小学生にもできるんです。米作りのポイントを、節目ごとに解説してみます。



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素人が米作りに挑戦

米作りは田植えからではなく、種まきから始まります


初めて米作りに挑戦するとき、まず自分の田んぼの大きさを把握することが第1歩です。自分の歩幅を測ってから田んぼの畦を歩いて、歩数から田んぼの大きさを割りだします。


田んぼの面積は「町(1町=1ヘクタール)」、「反=(1反=10アール)」、「畝(せ、1畝=1アール)」で表されます。面積がわかったら、その田んぼには何本の苗が植わるのか、水深10㎝として必要な水量は? を概算。


そして、よく実った種籾(たねもみ)を塩水(塩1:水13)に入れて発芽させます。種籾はお湯で消毒し、芽が目をさますようにふたたび水につけます。最後にぬるいお湯につけると種子がびっくりして芽を出すのです。


種籾がハトの胸のようにふくらんで、芽の先端がわずかに出たころが種のまきどきです。種は苗箱に土を詰めてまいていきます。寒さから守るために、ビニールなどでトンネルをつくって覆いましょう。5~7日で芽が出てくるので、本葉が2枚くらい出たら少しずつビニールに穴をあけます。


イネの種まきは家庭の台所でも体験できます。もし種籾が手に入らなくても、浅めのお皿に水を張って玄米を入れ、温かい場所に置いておくとやがてそれはそれはかわいい芽がでてくるんですよ。


素人が米作りに挑戦